例えば、東京市電ヨヘロ1型が東京市電気局から帝国電力(現在の函館市電の前身)が購入した時期を「大正末期の大火の後」としている点がまず気になりました。
そもそも、大正末期に函館では大火は発生しておらず、路面電車が多数巻き込まれた火災であれば大正15年1月20日に発生した新川車庫火災ぐらいしか該当せず、その際に東京市電気局から買ってきたのはヨヘロ1型ではなくヨヘシ型ですね。ヨヘロ1型を買ってきたのは昭和9年の函館大火の直後から昭和11年までの2年間ですし、あの記事は新川車庫火災と函館大火をかなにり混同した末に生まれた記事のようですね。
筆者と校正の担当者のリサーチ不足が露呈していると言えなくもないかもしれませんが、せっかく都電100周年の目玉としてササラ電車を東京に一時里帰りさせるわけですから、正しい情報を書いてほしかったですねぇ・・・。/8943/8942/8941/8940